男だったら
「本当ですか!?
ありがとうございます!!!」


ヤッター!!!!


一人で嬉しがっていると


「何してる……。さっさと行くぞ」


「えっ? どこへ…」


「どこって…上条坂に決まってるだろ」


「はぁ……」


決まってるんですか……。


「走るぞ」


「あっ……待って下さい。私、着替えてない…」


制服なんですが……。


「いいから……来い!!」


「はい!!」


それが伊東先輩との出会いだった。
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