甘い唇は何を囁くか
「シスカ・・・。」

囁いて、手を伸ばした。

もう、待てないの。

お願い、頂戴。

そう、呻くように呟くと、シスカは眉間に皺を寄せた。

それさえも色っぽく目に移り、身体が疼くのが分かった。

もう、体中が泣いている。

あなたが、欲しいって。

駄々っ子みたいに喚いている。

「も、もう・・・待てない。」

はぁはぁと荒く熱い吐息をもらして、シスカの腕を引いた。

自分の下に組み敷くと、シスカは目を丸くした。

こんなカッコいい人が、こんなびっくりした顔をするなんて。。。

遼子はくすっと笑って自分も服を脱ぎ捨てた。

下着姿になっても、前のように恥ずかしいとは感じない。

・・・

前・・・って?
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