甘い唇は何を囁くか
遼子の中に深く穿ったまま、

シスカは涙を拭うこともせずに問い返した。

「思い出したのか!?」

遼子は小さく、弱々しく頷いた。

シスカは遼子の身体をしっかりと抱きしめ、

また唇を塞いだ。

「遼子…遼子…」

何度も名を呼び、こと更に激しく突き上げると、

遼子は涙ぐみ、喘いだ。
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