甘い唇は何を囁くか
シスカは、遼子と娘を一緒くたに抱きしめた。

「こんなに幸福な思いを感じることができるとはな・・・。」

「もう、パパ人前でやめてよぉ。」

遼子は微笑んで、それからシスカと口付けた。

・・・

まさか、としかいえない。

そうとしか出て来ない。

頭の中はぐるんぐるんと色んなことが渦巻いている。

遼子とシスカの子供。

「・・・その子供も・・・同胞ってこと、だよな?」

遼子は、苦笑して頷いた。

「もちろん。」

「・・・どう、やってるんだ?そいつも年をとってんのか?不老じゃないのか?」

「ええ、今のところ年はとってるわよ。食事は、一緒にとってる。」

一緒にって-。

「お前の・・・?」

「ええ、私とシスカの。」

「・・・人間のは、飲んでないってことか?」

「そう。」

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