ボランティア


電話を切って、LINEを見ようと思ったけど…

きっと、和波さんだから…

今は、和波さんと繋がりたくないから


そっとスマホの電源をおとした






…………………………………
…………


コンコンッ
「蘭ちゃん、起きてるかー?夕飯出来たけど」


上総さんの声で、一気に目が覚める

もぅそんな時間??


「ごっ…ごめんなさい!…あたし、熟睡してた」


勢いよく部屋を飛び出すと、驚いた顔の上総さんと目があった


「…まぁた…泣きすぎ!かわいい顔が台無しだな」


ぐいぐい手を引かれ、ボスンッとソファに座らされた

上総さんはハンドタオルで小さい保冷剤を巻いて私の目蓋に充てた


「冷た…でも気持ちいい」


「蘭ちゃん…もう1人で泣くのは禁止な?」


「上総…さん?」


「泣くときは友達の前か、俺の胸の中で、な?」



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