【続】早瀬くん、好き。
西田さんはの拳をとどめることをなく、
早瀬くんの体のいたるところに
はいる。
…早瀬くん、なんで?
なんでやり返さないの?
そんなに血がたくさん出てるんだよ?
いつも無表情な顔が歪むほど痛いんでしょ?
私もう彼女じゃないんだよ…?
早瀬くん…お願いだからやり返してよ。
さっきの子分たちを一瞬で倒すほど強いんでしょ?
伝説のヤンキーなんでしょ?
ねぇ…なんで?
「…なんでやり返さないの…っ?
早瀬くん、強いんでしょ…っ!?
だったらそんな奴早く倒しちゃってよ…っ‼︎‼︎」
私は早瀬くんに向かって叫ぶ。
…けど、早瀬くんは抵抗をしない。
ずっと殴り続けられる。
「あゆ…はら。
お前は目粒ってろ…ッ」
粒れるわけないじゃない。
だって、早瀬くんは私のために殴られてるんだよっ!?
私が逃げていいはずない…。
逃げたくなんかない。