甘い恋飯は残業後に
「ふ、う……っ」
息を詰めるのが限界に達し、水面から顔を出した時みたいに息をすると、妙な声が漏れてしまった。慌てて、左手の甲を口許に押し付ける。
だけどそれも、彼の手が淫らな場所へと移った頃には堪え切れなくなった。
自分がこんな、さっき見た映像の中の女性と同じような声を出すことになるとは。
「……痛くないか?」
「大、丈夫……」
難波さんは侵入させた指をそのままに少し後ずさると、もう片方の手でそこを開き、顔を埋める。
「え……? や、だめ……っ!」
「痛くしないためには、必要なことだ」
そんな、冷静な声で言わないでほしい。
自分でも見たことのない部分を難波さんが見ているかと思うと、恥ずかしさと緊張で体が熱くなる。
彼は、抵抗するわたしに構うことなく、そこに舌先を滑らせた。
「ん――……っッ」