薬指の約束は社内秘で
「返品は現金だけでしか受け付けない。嫌なら働いて返せよ? どーせ、無理だと思うけど……」
「えっ、これって――」
きょっ、今日は誕生日じゃないから。きっと、誕生日プレゼントじゃない。
(いやいやー! 誕生日プレゼントにしても豪華過ぎるから!!)
混乱する頭と背中にそっと彼の手が触れる。
そのまま温かい胸板に引き寄せられると、どうしようもなく嬉しさが込み上げる。
何か伝えようと口を開きかけたら、少し腕の力を抜いて体を離した優生の右手がそっと私の頬に触れる。
鼓動を一際震わすほどの優しい声が鼓膜まで響いた。
「俺は愛と付き合うなら、初めからそう気持ちしかないから。早すぎるなんて思わない。結婚しよう……」
迷いのないまっすぐな瞳に、抑え切れない感情が涙となって溢れ出る。
「はい」
幸せの笑みで答えると、今日一番の優しいキスが降りてきた。
「えっ、これって――」
きょっ、今日は誕生日じゃないから。きっと、誕生日プレゼントじゃない。
(いやいやー! 誕生日プレゼントにしても豪華過ぎるから!!)
混乱する頭と背中にそっと彼の手が触れる。
そのまま温かい胸板に引き寄せられると、どうしようもなく嬉しさが込み上げる。
何か伝えようと口を開きかけたら、少し腕の力を抜いて体を離した優生の右手がそっと私の頬に触れる。
鼓動を一際震わすほどの優しい声が鼓膜まで響いた。
「俺は愛と付き合うなら、初めからそう気持ちしかないから。早すぎるなんて思わない。結婚しよう……」
迷いのないまっすぐな瞳に、抑え切れない感情が涙となって溢れ出る。
「はい」
幸せの笑みで答えると、今日一番の優しいキスが降りてきた。