薬指の約束は社内秘で
女将さんから聞いた神社は旅館から歩いて10分ほどの場所にあった。
赤提灯で照らされた石段を上がると、家族連れや多くの露店で賑わう広い境内に辿り着く。
お好み焼きと焼きそばを食べても、まだまだイケる。
別腹なチョコバナナの最後の一口を飲み込んでから、「やっぱりしょっぱい系に戻ろう」と来た道を引き返す。
しかし我ながら、「まだ飲み食べたりないのか?」とツッコミたくなるなぁ。
肉が焼ける香ばしい匂いに誘われホットドッグの屋台へふらふらした足取りで近づく。
小学生らしき男の子二人組の後ろに並び、マスタードを付けるかどうかを真剣に悩んでいると、
「チョコが口についてますよ」
背中越しにそんな声が届いて、慌てて手の甲で口を拭う。
「ありがとうございます」
恥ずかしさもあり愛想笑いを浮かべてから振り返り、一瞬で眉間に皺が寄った。
「ドウイタシマシテ」
振り返った先には両腕を胸の上で組み、嫌みたっぷりな顔を傾けた葛城さんの姿があった。
赤提灯で照らされた石段を上がると、家族連れや多くの露店で賑わう広い境内に辿り着く。
お好み焼きと焼きそばを食べても、まだまだイケる。
別腹なチョコバナナの最後の一口を飲み込んでから、「やっぱりしょっぱい系に戻ろう」と来た道を引き返す。
しかし我ながら、「まだ飲み食べたりないのか?」とツッコミたくなるなぁ。
肉が焼ける香ばしい匂いに誘われホットドッグの屋台へふらふらした足取りで近づく。
小学生らしき男の子二人組の後ろに並び、マスタードを付けるかどうかを真剣に悩んでいると、
「チョコが口についてますよ」
背中越しにそんな声が届いて、慌てて手の甲で口を拭う。
「ありがとうございます」
恥ずかしさもあり愛想笑いを浮かべてから振り返り、一瞬で眉間に皺が寄った。
「ドウイタシマシテ」
振り返った先には両腕を胸の上で組み、嫌みたっぷりな顔を傾けた葛城さんの姿があった。