On Your Marks…~君と共に~
「俺は2年の刈谷卓也(カリヤ タクヤ)。ロング・スプリントだ。まぁ、これから一年宜しくな。」
「最後は俺か。俺は2年の岡田真一(オカダ シンイチ)。ロング・スプリントだ。お前より背は低いけど、先輩だからなっ!」
ショートは、
俺、シマ、タケ、美樹先輩の4人。
ロングは、
コウ、直樹先輩、卓也先輩、真一先輩の4人。
合計8人のスプリンター。
役者は揃った。
「よし、じゃー、実力見せてもらおうか。ショート4人スタートラインに並べー!」
キャプテンの直樹先輩が、スタートラインを指差してニヤリと笑った。
俺と同じショートの4人は、顔に笑みを浮かべて、スタートラインへと向かう。
俺もなにかに押されるようにスタートラインに立った。
自然に前に進む一歩が出た。
俺は、白いスタートラインを前に、ふぅ…と息を吐く。
そして、新しい空気で胸を膨らませる。