ポジティブGIRLと愉快なBOYたち
あ、パスポートあった!





けどそんなことを知らせる雰囲気ではなく、



皆固まった表情で架月を見ていた。





あの日の爆弾発言...って。



あの里苑さんに言ったやつか?





思い出した俺は夏閃と目を合わせて不格好に骨格を上げて笑った。


確かにあれは爆弾だ。思い出すのも恐ろしい。





架「そんなのあったっけ?」





首を傾げながらお菓子を食べる架月。



待ってそのお菓子って夏閃にあげるやつじゃねーのかよ。





黎「忘れもしない5月のことだよ!里苑さんよりも...、誰がかっこいいって言ったっけぇ?」





架月に問いただすように詰め寄った黎に焦りもせず、自分が食べてたスティック状のお菓子を黎の口に突っ込んだ。





ちょっとちょっと!爆弾発言の件もダメだけどそれ巷で言う間接キスですよね!!


そっちはそっちで問題なんですけどー!





架「だってホントに空祈の方がかっこよかったんだもん」




空「は?俺?」




悠「里苑さん、って3年の超絶イケメンのバスケ部の人だよな」




夏「そうそう」




「なのにこの子はフッたんだぜ?」




架「だって空祈が格好いいんだもん」




悠「は?何?架月、その人に告白されたの?」





きらりとハルの目の奥が光った。...気がした。





こわ。ハルこわ。



もうその目、その言葉に感じる棘。





これは絶対ぜぇぇったい、...





先「お前らー飛行機乗り遅れんぞー」





俺らを呼びに来た先生に遮られて、渋々その話を中断。





なんとなく機嫌の良さそうなソラと完全不機嫌そうなハルをつれて、いよいよハワイへLet’s Go!!Yeah!!!





...向こう着くまでには2人とも元のテンションに戻ってればいいけど。






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