ポジティブGIRLと愉快なBOYたち
訳のわからないやりとりをしてるうちにはい着きました、水族館。





なんでハワイ来てまで魚みなきゃいけないんだって話ですよ。


魚なら日本でも嫌ってほどみれるだろ!





ぐちぐち思いながらバスから降りる。



ちょうど架月たちの乗るバスも到着したようで続々と降りてきていた。





その中から見つけた、一際美しい俺らの紅一点。





「おおおお...ハワイ初の架月。やっぱかわえぇ...」



悠「後ろ詰まってるから早く降りようか」





早速班で水族館を観光。



女子が可愛い魚に騒いでるのを悠たちが対応してる間に俺は架月を探す。





俺たちだけじゃなく他の観光客や地元の人たちで賑わう館内。


ここで架月と俺が抜けたところで誰も気づかないはず。





里苑さん、俺は必ずやりとげて見せますよ!





キラキラスマイルの里苑さんを思い出しながら小さく拳を握り締めた俺。





「架月架月、...」





いないなぁーなんでこんなに人がいんだよ。



皆そんなに魚が見たい訳?どーゆー趣味?






キョロキョロしながら歩いてると、



肩に衝撃がきて俺の体は突き飛ばされた。





「あ、ごめんな、」





謝ろうと思って顔を上げた俺は思わず表情を硬くする。





俺よりも何センチも背の高い厳つい黒人男性がきつい目付きで見下げていた。


恐い。あかん恐い。ハワイ到着数時間でハルのいうジ・エンドを迎えるなんて...





「そ...そーりー...」





うわぁああぁあぁーーー!嫌だよー架月にまだ何も出来てないのに終わりを迎えたくないよー





内心号泣しながら必死に「そーりー」を繰り返す。


あぁ、だんだん「そーりー」が「総理」に聞こえてきた。





ってそんなこと思ってる場合じゃない!



ちょっと笑っちゃいそうになっただろーが!











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