ポジティブGIRLと愉快なBOYたち
班決めの時はごちゃごちゃしていた髪が今日はおろしてあるから一瞬架月かと思ってしまった。





彼女は頬を赤くしながら下を向いて小声で何かを言った。





「え?ごめん、なんて?」



未「ご、ごめんなさい。わ、私...男の子に手握られるの初めてだから...緊張しちゃって」





顔をあげてえへへっと笑う未兎ちゃんの初々しさに思わずキュンとしてしまう。





架月だったら絶対にない反応だなーとか、



未兎ちゃんの初めてが俺かーとか色々思うところはある。





ふつーに未兎ちゃん可愛いし、そんな子が笑ったらそりゃキュンとするよ。


ただ架月が異常なだけ。いろんな意味で。





未「...沙絃くんの手、おっきいね」




「まあ、こんなんでも男ですから」




未「こんなのじゃないよ!沙絃くんは格好いいし運動神経いいし、勉強は...出来ないけど優しいし!...ってごめんなさい!私本人の前で!」




「あ、いや全然いいんだけど」





再び真っ赤に頬を染めた未兎ちゃんは口元を手で覆って必死に謝る。





あーこーゆーピュアな子相手にするって久しぶりっていうかホントに架月が異常なだけなんだよなー





つかこんなに褒められたのいつぶり?



ダイレクトに格好いいなんて言われたのホント無いわ。





未兎ちゃんみたいな存在も必要だな、うん。



マジ心の拠り所。天国かよ。





未「あの...沙絃くん」



「ん?何?」





あれ、ところで俺なにする予定だったっけ?



本来の目的がわかんなくなってきたぞ。





架月がなんたらかんたら...





未「明後日の自由行動、一緒に行動しない?」





明後日の自由行動...





明日は海でレジャー。てことは架月の水着が見られる。


イコール次の日はハワイがどうとかって問題じゃねーな多分。



< 85 / 174 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop