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懐かしい子供の頃の私が頭に浮かんだ。


『みぃちゃんは意地っ張りね』


子供の頃、お母さんに言われてた。


意地張ったくせに自分のした事に悲しくなっていつも部屋の隅で泣いていた。


昔も今も変わらない意地っ張りで馬鹿な私。
せっかく青木が手を差し出してくれたのに…。


前を見ても誰もいない。
1人ぼっちの私。





……………あっ。




曲がった所で青木が待ってた。





『みぃちゃん、ここにいたの?探したよ』


泣いてた私を見つけて抱っこしてくれたお母さん。居るとこわかってるのに探したよって言ってくれてた。抱っこしてくれたあ母さんの温かさを思い出した。





5・6歩、近づいて私の手をとった。


「行くよ。遅いとみんなが心配するから」


繋いだ手は安心感……
プラス恥ずかしさ。


無言で歩く青木の背中を見ながら歩いた。








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