浅葱色の唄

落ちた蕾

源煬先生は私に生きろと告げた


ーーーー「先生を守れなかった…」





ーーーー「考え事をするとは余裕だな?貴様は生かしておけん、小娘、覚悟…!!」



男は私に考える猶予を与えてくれるわけもなく



ギラリと鋭い光を発するそれを振り落としてくる



突発的な事ながら少女は本能で応戦した


…この男、強い。




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