浅葱色の唄
「華さん」




トクン…





再び華の鼓動を高くした



(ーーー…何?この感覚、胸が暖かい…)




一見親しみやすい様子の沖田ではあったが



どこか冷気を含んでいる



ただ、今この瞬間は暖かな物となっていた




「華さん」




「はい!」




「では、私も総司でいいです」




「そ…うじ…」




遠慮がちに沖田の名前を口にした


すると沖田は



「はい、よく出来ました♪
ご褒美に金平糖あげます」



沖田に渡された金平糖はいつもより甘くて、

ずっとこのままでいたい気がした




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