星の印〜陰陽師其の弍〜



家につくとすぐ、千恵子に瑠璃を診せた。



「あらあら、派手にやったわねぇ。でも大丈夫。これ位どうってこと無いわ。妖はこの位じゃ死んだりしないから。寝かせてあげれば、すぐ良くなるわ」



屋敷の一室でオロオロしている麟見てお千恵子は微笑んだ。

千恵子こ隣では、紫が包帯を巻くのを手伝っている。



「でも…背中から血がいっぱい出てるんだよ!?」

「確かに出血はしているけれど、るりちゃんの出血は少ないわよ。多いと思ったのは、他の妖の血が付いたからじゃないかしら」



千恵子は、瑠璃の体に丁寧に包帯を巻いていく。


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