LOVEPAIN④

「ロッカーはどうやって開けた?
こいつ、あの時暗証番号、
自分の誕生日にしてたけど」


成瀬のそれを聞いて、

やっぱりあの時、
後ろから私の暗証番号を見ていたんだ、
と思い成瀬の顔を見てしまう




「あれだ。
お前がもし暗証番号忘れたらあれだから、

それで念のため俺も覚えておこうと思って見てただけで」



私の考えてる事を察してか、
言い訳するようにそう言う成瀬に、

とりあえず、頷いてはみた




それにしても、
成瀬は私の誕生日をちゃんと覚えてくれてたんだと気付いて、

それって嬉しいな、
と今の色々と混乱している頭の片隅で思う



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