Innocent Smile~ずっと一緒に~
「あのさ…ほら…泣くなって。」
「恭哉が……聖二のこと誤解するからでしょ!」
首の後ろに手をやって、困ったような素振りをする恭哉。
その彼のネクタイを少し引っ張って……
顔がグっと近づいたところで、私から恭哉の唇にそっと触れるキスをした。
言葉で表せない気持ちを、態度で示す。
「さ、佐那子……」
驚いた恭哉の顔が、今度はどんどん赤く染まっていく。
そして、ガバっと勢いよく苦しいくらいに抱きしめられた。
「悪かった。……マジ、ごめん。」
頭の上から、いつもの優しい恭哉の声がする。