Innocent Smile~ずっと一緒に~

「仕事、たてこんでるんなら手伝いますよ?」


私のデスクの上の書類を、手にとってまじまじと見つめ、少し真剣な顔つきになった。

どうやら、仕事が忙しいから私がコーヒーも飲めずにいると、少し勘違いしたみたい。


「あ、違うのよ。大丈夫だから、自分の仕事してて。」


私は引きつった苦笑いを、なんとか顔に貼り付ける。

絶対今、上手く笑えてないって自信アリ。

一瞬、恭哉は何か言いたそうな表情をしたけれど、
そのまま自分のデスクへ戻って行った。


……言えないでしょ。
偶然、悪口聞いちゃってヘコんだ……なんて。


訊けないでしょ。
永野さんと、前から知り合いだったのか……なんて。



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