Innocent Smile~ずっと一緒に~

その日のお昼休み。

「佐那子さん、メシ行きましょう~。」

いつものように、陽気な恭哉の声がする。


「う、…うん。」

「佐那子さん……今日、変っすね。」

「そう…?」

「そうですよ。…まぁいいや。メシ食いながら訊きます。」


余裕の笑顔で、早く~と促すように、
恭哉はまだ座っている私の腕をそっと引っ張る。


机の上をなんとなく片付けて、
私が立ち上がったタイミングで、若い女の子が販促部の部屋の扉を開けて入ってくるのが視界に入った。


「恭哉くん!」


呼ばれて視線を向けた恭哉は、ひどく驚きの色を滲ませる。


「あのね、ちょっと話があるから……これからお昼、一緒に食べない?」

「いや……俺、昼一番で佐那子さんと仕事で外に出るし。」


嘘だ。 午後、そんな仕事の予定は無い。


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