Innocent Smile~ずっと一緒に~
それは、私が会社を辞めても同じこと。
そうして二人で今までどおり一緒にいたとしても、
お父様は私のことを良く思わないだろうし、きっと認めてももらえない。
だったら……さっき言われたとおりにするしかないのかな?
でも、やっぱり。恭哉とは一緒にいたい。
毎日少しでもいいから、あの無垢な笑顔が見たい……
離れるなんて………考えられない。
何か、離れずにすむ方法はないのだろうか。
恭哉のいつもの屈託のない笑顔が頭に浮かんできて、涙が出そうになった。
恭哉を守ってあげたいのに、……離れるのはイヤだ。
私はエレベーターを降りても、通路の壁に寄りかかって突っ立っていた。
しばらくそうして、気持ちを落ち着かせる。
ふぅーっと大きく深呼吸して。
気持ちを立て直してから、自分の部署へと戻った。