Innocent Smile~ずっと一緒に~
『今日、一緒に外で夕飯食べよ?』
その内容のメモを渡すと、恭哉はわかり易いくらいニヤついた笑顔になる。
仕事のフリをしてるのにそれじゃバレちゃいそうだわ。
「…大丈夫かな? ソレ。」
「はい、大丈夫です。」
「じゃあ、私も今日は早いけど帰るわ。お疲れ様。」
「…お疲れ…さまです。」
一瞬、残業しない私にビックリした様子だったけど、
恭哉は目を輝かせながら自分のデスクの書類を片付けていた。
やっぱり、恭哉に黙ってるわけにはいかない。
どう転ぼうと、たとえ引き裂かれることになっても、
恭哉は……私と同じ当事者だから。
今夜、私は恭哉に、昨日山口さんから提示されたことを話す覚悟を決めた。