Innocent Smile~ずっと一緒に~
「ねぇ、佐那子は何食いたいの?」
そう聞いてくる声も、プライベートの声。
……すごく優しい声なんだ。
私たちは電車に乗って、数駅離れた駅の傍の和食屋さんに入った。
しばらくご飯を食べながら、他愛のない話をしていたけど……
「今日の佐那子……元気ない。なんかあったの?…」
「……なんで?」
「俺、佐那子のことずっと見てるからさ、そんなの……わかるよ…」
いつも同じようなことを言われてる気がするのに、
今日はいつも以上にその言葉が嬉しく感じた。
それは私がいつも以上に、恭哉を愛しいと感じたから……
私は静かに微笑み返す。