Innocent Smile~ずっと一緒に~

「ねぇ、佐那子は何食いたいの?」


そう聞いてくる声も、プライベートの声。

……すごく優しい声なんだ。



私たちは電車に乗って、数駅離れた駅の傍の和食屋さんに入った。


しばらくご飯を食べながら、他愛のない話をしていたけど……


「今日の佐那子……元気ない。なんかあったの?…」

「……なんで?」

「俺、佐那子のことずっと見てるからさ、そんなの……わかるよ…」


いつも同じようなことを言われてる気がするのに、
今日はいつも以上にその言葉が嬉しく感じた。

それは私がいつも以上に、恭哉を愛しいと感じたから……

私は静かに微笑み返す。



< 261 / 374 >

この作品をシェア

pagetop