Innocent Smile~ずっと一緒に~
「今日は着替えもないし、自分の部屋に帰らないといけないわね。」
「え~! 面倒だなぁ~。
それに、俺…佐那子と一緒に寝たいし!」
そんなにニコニコされたら、
今から言うことが言いづらくなるよ……
その笑顔を、手放したくないって思ってしまう。
「恭哉……」
私は恭哉の傍へ近づいて、その広い胸にすり寄った。
腰に手を回して、ギュっと力を込めて抱きつく。
「!……佐那子?」
普段私がこんなことをしないせいか、
頭の上から降ってくる恭哉の声は、驚きで満ちている。
でも、そんなのは一瞬で。
すぐに私の背中に腕を回して、ギュっと抱きしめ返してくれた。
それだけで、幸せで心が満たされていく。