Innocent Smile~ずっと一緒に~
この広い胸も、腕も……
私が手放したら、きっと他の誰かのものになってしまう。
そう考えるだけで、心臓が何かで縛られたみたいにキリキリと痛んだ。
「あのさぁ、佐那子……」
私の頭にぴったりと頬を寄せながら発する恭哉の声は、
とても甘くて、直接脳の神経を刺激する。
「俺たち……一緒に住まない?」
「…え?」
「いやぁ…俺、夜も佐那子といたいしさ。
こんなにしょっちゅう俺が来るんなら、俺の部屋っていらなくね?」
「……あの…」
「俺がここに転がり込むのが嫌だったら、
新しく二人で住むとこ探そうよ。
一緒に住めば、今日みたいに着替えの心配とかしなくて済むし。」
どうしてだろう?
どうして神様は、こんな悪戯をするの?
どうして……こんなタイミングで……