Innocent Smile~ずっと一緒に~
「こういう恋の“運命”もあるんじゃない?
試練たっぷりの……運命なんだよ、私たち。
……だから、それに二人で立ち向かおう?」
「……運命?」
「…うん…」
「そんな運命、クソ食らえだよ!!」
「え?!」
「俺がそんな運命なんて、ブっ潰してやる!!」
眉間にシワが寄って、恭哉が思い切りしかめっ面になった。
どうやら、私が怒らせてしまったみたい。
でも、おととい同じように話したときとは、何か雰囲気が違う。
2日が経って、何か気持ちに変化が生じたんだろうか……
私がこうやって明るく北京行きのことを話したこと自体が、
恭哉を傷つけてしまったのかもしれないなと思った。
私としては、暗い雰囲気が嫌だっただけなんだけど。
――― ちょっと無神経だったのかもしれない。