Innocent Smile~ずっと一緒に~
「亜樹奈。バカは放っといて、行こ。」
私は笑いながら亜樹奈の頭を撫でた。
廊下を通ってリビングに入ると、ソファーからお父さんが静かに立ち上がって。
奥にあるキッチンからお母さんも姿を現した。
「初めまして。
佐那子さんとお付き合いさせていただいてます、川原恭哉です。
今日は、お邪魔してすみません。」
「初めまして。佐那子の父です。
よく来てくれたね。まぁ、ゆっくりしていって。」
お決まりの和やかな挨拶が交わされて、みんながリビングのソファーに座る。
お母さんがキッチンから冷たい飲み物を用意してくれた。
どことなく、お父さんもお母さんも挙動不審の色が隠せない。