Innocent Smile~ずっと一緒に~

「あー、えっと……
優子ちゃんに、遥ちゃんだっけ。
…そっか、もうそんな時間かぁ。昼まで早く感じるよね。」


そう言いながら、川原くんは屈託のない笑顔を彼女たちに向ける。


ったく、どっちがキラースマイルなのよ。
うちの部の子、もう二人も虜にしてそうだし。


「佐那子さん、もうお昼行ってもいいですよね?」


優子ちゃんが腕時計を見ながら、自信満々に私に答えを求める。

確かに、12時はたった今過ぎましたからね……


「いいわよ。行って来て。」

「やった! 早く恭哉くん誘わないと、他の女の子に連れ出されちゃうんで。
だから同じ部署になれてよかったです! 特権ですよ、特権!」


優子ちゃんはテンション高く、キャッキャと騒ぐ。


「佐那子さんも一緒に行きましょうよ! ねっ!」


何を考えているのか…
“問題児”・川原くんが私にもにっこりと微笑んで、ランチに誘う。

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