Innocent Smile~ずっと一緒に~

「マジっすかぁー!やったぁー!!
行きましょ、行きましょ! 佐那子さん、何食べたいですか?」


子供みたいな満面の笑顔をされると、何も言えなくなってしまった。

たかがランチで、何でここまでテンション高くなれるのか……


「…なんでもいいわよ。」

「そうですか?
折角の二人の初めてのランチデートなのにー。」

「デ、デートじゃないっ!!」


こうやって変なことさえ言わなければ、
可愛いところもあると少しは認めてあげてもいいのに。



二人で外にランチに出かけたけど、
仕事以外の話題は、ほとんど今まで話したことがないと気づいた。

むやみに腹を立てたくなくて、私が接触を避けていたのもあるんだけど。


だいたい、最初の印象が悪すぎた。

今となっては、仕事の態度も真面目だし、
多少、突拍子もないことを言い出すことを除けば、
大して嫌う要素もないんだよね……


変なことを言って、私を怒らせなければ、ね。


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