Innocent Smile~ずっと一緒に~

それから、みんなでまた飲み始めると、すぐに聖二が私の隣にやってきた。


「ったく、可愛い女の子から飲みに誘われたと思ったら。
まさか、あのお方も一緒だとはなぁ……
人が遅くまで仕事してたっつーのに。
これじゃ全然飲んでる気しねぇわ。」


いきなり聖二がそんな愚痴めいたことを言ったから、噴出して笑いそうになった。


一日の仕事が終わって、ホッとしながらお酒を飲みたいっていうのは、わかる。

それなのに、初対面の社長のご子息がいたんじゃねー……


「今日も残業だったの?」


少しでも気がまぎれるように、私が聖二の愚痴でも聞いてあげようかな…。


「ああ。外回りも多かったしな。
それに……出張の予定もあって…。」

「そっか。お疲れ様。」


やっぱり第一線の営業マンは、いつも人一倍忙しそうだ……

でも、仕事頑張ってる人って、カッコいい。


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