Innocent Smile~ずっと一緒に~
「俺も一緒に行きましょうか?」
「呼ばれたのは私だし、大丈夫。
とりあえず、さっさと怒られてくるわ。」
怒られに行くのに、社長の息子と一緒なんて
……ありえないでしょ。
冗談めかして笑う恭哉と別れ、私は足取り重く営業部へ向かう。
私が行くと、松尾課長は自分のデスクの横へ見せしめのように私を立たせ、説教を始めた。
今回のことは私が悪いから、反論も言い訳もせず、じっと耐えるしかない。
「だいたい、君は仕事の重要性ってもんがわかってるのか?
こんな些細なミスで、大ごとになるところだったんだぞ!」
「はい。申し訳なく思っています。」
長々と、イライラまかせの説教が続く。