Innocent Smile~ずっと一緒に~
「佐那子さん、何飲みますか?」
「ビール!!」
私の無愛想な態度にクスっと笑いながら、恭哉が生ビールを2つ注文した。
「やっぱ、機嫌悪いですね。」
「当たり前でしょ。」
「さっき佐那子さんと話したあと、
偶然バッタリと社内で宇田先輩に会ったんですよ。
宇田先輩の耳にも入ったみたいです。…今日の佐那子さんのこと。」
…そっか。
私が怒られてたとき、営業部に聖二の姿はなかったような…。
外に出かけていたんだろうけど。
「相当ひどく怒られたみたいだって、他の営業の人から聞いたみたいで。
…宇田先輩も心配そうにしてました。」
聖二の心配そうな顔が目に浮かぶ。
今日は仕事が立て込んでるのか、電話もメールもないけれど…
聖二のことだから、月曜に私が出社したら声をかけてきそう。
さりげなく、私を元気付けたり励ましたりするんだろうな。