恋のおわり。
「もうこれは岡島君に本心を聞くしかないかもね」


佳菜子さんが吹っ切ったように言う。


「だよ、奈緒。当たって砕けろ精神で頑張るしかないかもね。奈緒の残された道は待つか、さよならするかだもん。最悪の時は私がとことん付き合ってあげる」


「私も付き合うから。ねっ、奈緒ちゃん」


さやかの言葉に佳菜子さんがうん。うん。と頭を下げて私に言ってきた。


二人に話して気持ちが楽になった。
現状は何も変わってないのだけどちょっと前に進めた気がした。


「岡島君がダメなら、博士がいるからね。博士がイヤならあたし、奈緒の為にイケメン探して来るから」


「博士って誰?奈緒ちゃん、キープ君いたの?」


驚いた感じで私を見た佳菜子さんに


「キープ君って佳菜子さん。
博士は私の幼なじみで奈緒に紹介しようとしたら岡島君に奈緒を取られちゃったんです」


さやかが笑いながら答えた。


二人の話しを聞いて私も笑ってた。


クヨクヨ悩んでても前には進まない。
明日、岡島君に会おう。





…会いたい。








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