恋のおわり。
私をソファーに座らせ暖房をつける。


「なんで部屋で待ってなかったの?奈緒さん、風邪ひいちゃうよ」


「…うん」


「夕御飯は食べたの?」


「まだ、食べてない」


コンビニの袋からお弁当を出して私の前に置いた。


「俺はラーメンがあるから」


「…いい。いらない」


心配な顔して私を見てるのが解った。


「…奈緒さん。
…だったら弁当二人で分けよ」


唐揚げ弁当を皿に取り分け私の前に差し出す。温かいお茶も淹れてくれた。


「食べよ。奈緒さん」


岡島君の優しい言葉に涙がこみ上げる。












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