Candy House
「えっ?」
上野さんは驚いたと言うように聞き返した。
「子供の頃に両親を事故で亡くして、それまであたしを育ててくれた祖母も去年の暮れに亡くなりました。
早い話が、天涯孤独です」
そう説明したあたしに、
「あー…ごめんね、悪いこと言っちゃって」
上野さんは申し訳なさそうに謝罪した。
「いいんです」
あたしは笑って答えた。
「えっと…じゃあ、それまで1人で生きてきたってことだよね?
ノゾミちゃんは、まだ学生なんでしょ?」
「はい、今月の終わりに大学を卒業しますけど学生です」
「ああ、大学生だったんだ…。
俺、高校生くらいかと思ってた」
上野さんは指先で頬をかいた。
上野さんは驚いたと言うように聞き返した。
「子供の頃に両親を事故で亡くして、それまであたしを育ててくれた祖母も去年の暮れに亡くなりました。
早い話が、天涯孤独です」
そう説明したあたしに、
「あー…ごめんね、悪いこと言っちゃって」
上野さんは申し訳なさそうに謝罪した。
「いいんです」
あたしは笑って答えた。
「えっと…じゃあ、それまで1人で生きてきたってことだよね?
ノゾミちゃんは、まだ学生なんでしょ?」
「はい、今月の終わりに大学を卒業しますけど学生です」
「ああ、大学生だったんだ…。
俺、高校生くらいかと思ってた」
上野さんは指先で頬をかいた。