いきば〜禁断の蕾〜(完結
「秀哉には言って無かったけど…
私、初騎君のお父さんと、私のお母様が不倫して出来た子供だから」

うつ向き寂しそうに言う蕾

秀哉は一瞬驚いた顔をしたものの

「だからってお前は関係無いじゃん
何でお前を嫌いにならなきゃなんないんだよ」

真面目な顔をで言った

「そうよ、そんなんで嫌いになる訳ありませんわ」

涙を流して蕾を見る彩乃

「私、蕾さんとは親友だと思ってましたのに
蕾さんは違ったの?」

泣きながら怒り出す

「ごっごめん
私だって親友だと思ってて、失いたく無かったの」

蕾も泣きながら彩乃を見た

「じゃあ、もうこんな事しないで
私を一人にしたら許さなくてよ」

彩乃は、蕾を抱きしめて言った

「うん、ごめん」

蕾は謝る

「あと今、丁度良いから秀哉に言っちゃいなさい」

蕾の顔を見ながら真面目な顔で言う彩乃

「うっうん」

確かにずっと待たせる分けには行かない
自分の気持はもう決まっているんだし

蕾は頷くと

「秀哉、この前の話なんだけど」

と、切り出した

「あっ私ちょと、お手洗いに」

気を使って病室を出て行く彩乃

「あぁ」

秀哉は蕾を見た
< 111 / 248 >

この作品をシェア

pagetop