いきば〜禁断の蕾〜(完結
初騎の病院に来た二人

蕾は、学校を出て直ぐに家に帰った

秀哉と彩乃は取り敢えず病院に入ると階段を上がり

初騎の部屋の前まで来ると扉をノックし
中へ入った

「よぉ久しぶりだな」

始めに秀哉が入り

「おかげんは如何ですか?」

続いて彩乃が病室に入った

初騎は、驚いた風に二人を見る

彩乃と秀哉は
『はっ』として

「私は、彩乃と申します。」

「俺は秀哉、俺達クラスメートだったんたぜ」

二人は慌てて自己紹介をした

初騎が記憶喪失な事を忘れていた


「あぁ、蕾は?」

まだ驚いている様だが

いつも来るはずの蕾が居ないねを不思議に思ったのか
初騎は二人に問いかけた

「体調悪くて今日は来れないらしい」

困った笑いを浮かべる秀哉

「それで私達が来ましたの
はいこれ」

彩乃は初騎に蕾から預かった本を渡した

初騎は、それを受け取る

「じゃあ俺はこれで」

手を上げて初騎から離れる秀哉

「え?もう帰りますの」

今来たばかりなのに

驚く彩乃

「あぁ元気そうで良かった」

言って扉まで歩き、開けながら

秀哉は、もう一度振り返り
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