いきば〜禁断の蕾〜(完結
「ですが…」

桜井は、それでも止めようとする
やはり心配である

「こんな所で言い合ってる暇はない」

初騎は桜井を睨むと、そのまま出口まで向かい扉を開ける


「行くぞ」

初騎は呟くと、一気に走り出し、ナースステーションの前を駆け抜ける

二人も慌てて初騎を追い掛けた

ナースステーションでは、目の前を駆け抜ける三人に驚き

「またあの人達」

先程の看護婦は、迷惑にも程があると溜め息を付いた。

看護婦はナースステーションを出ると

「神宮さ〜ん」

慌てて追いかける

玄関を出た三人は、看護婦を巻くために二人手別れる事に

「蕾を見つけたら連絡よこせ」

初騎は、言うと一人違う道を走る

辺り前だが、看護婦は初騎を追いかけて来た

すでに赤かった空は、紫がかっている。

ここからは一気に暗くなる

早く看護婦を撒いて蕾を探さなければ

初騎は、ホッケに入ってる携帯を取り出す

本当に必要無い時は電源を切っておく自分の癖が幸いした

電源を入れると
電池は三本残っている。


携帯に電話してみるか…



いや、アイツは携帯持って無いはず


こんな事なら持たせて置けば良かった


ッチ
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