いきば〜禁断の蕾〜(完結
「この三人、手加減無しで良いですよね」

桜井は言うと
三人を睨む

男三人の注意は全て桜井に集まった

桜井は、それを確かめ首で初騎に合図を送る

初騎は、それに気づき頷くと、蕾の腕を掴んで出口へと走り出した

「初騎君!桜井さんが」

蕾は、心配そうに後ろを振り返る


「アイツなら大丈夫だ、早く!」

蕾に前を向かせると、そのまま走った













「やれやれ」

桜井は、首をコキコキと鳴らせる

「何だテメェ!」

叫び桜井を睨み上げる3人の男

桜井は、素早く男の手から白い粉を奪い取る

「これは麻薬だな」

桜井は、冷い目線で麻薬らしき粉と男達を見る

「だったらどうする」

男達は挑戦的な態度に出た

「警察に突き出すさ」

先程と同じ冷たい声で言う桜井

「ぷは…出来るならな」

男は笑いながら叫ぶと
他の男達と桜井に飛び掛って来た

「多勢に無勢とは、やはり弱い者は卑怯だな」

フッと冷ややかに笑うと
桜井は、しなやかに男達の攻撃をかわした。

「うわぁっ」

男の一人は、倒れた拍子に近くに転がって居たテツパイプを手し
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