いきば〜禁断の蕾〜(完結
「初騎君、尚都君と仲良く成って良かったね」

言うと、ニコっと初騎に笑い掛ける

「あぁ俺も驚いた」

苦笑いをする初騎

「これからは、3人仲良し兄弟だね」

蕾は笑って続けた

「蕾とは兄妹じゃ無い」

真顔で言う初騎

「うっ酷いなぁ」

蕾が軽く顔を膨らませて言うと

「酷いのはどっちだ」

軽く怒る初騎

「うん…」

アタシだって初騎君がお兄さんだなんて

思いたく無いよ


うつ向く蕾

また、初騎の部屋を沈黙が包んだ。

蕾がいくら考えたって
もう話すネタが思いつかない

でも初騎君の部屋を出て行くタイミングでも無い


どうしょう…


蕾が困っていると



コンコン



初騎の部屋をノックする音

「だっ誰か来たみたい」

蕾は言うと慌てて立ち上がり扉の前に行く

「どちら様?」

扉越しに身分を確かめる

「あっ尚都なんだけど」

扉越しに聞こえる尚都の声に
蕾は初騎の部屋の扉を開けた

「何か用か?」

入って来た尚都に初騎は驚いた様に聞いた

「やぁ兄さん居たんだね」

何でも無いかの様にニコニコしながら答える尚都
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