いきば〜禁断の蕾〜(完結
だが、蕾は少し安心し次のページに移るのを待った

ようやくページが移る

慌てる小さい人達

次のページは、女の子が棺に入れられ
小さい人達が泣いていた

本当に大丈夫なのか?

再び心配になる蕾

早く次のページに行ってくれ無いかと、気持が落ち着か無い

初騎のページをめくる手もスローに見える

まさか

次のページでお墓に埋められるのでは無いかと、思わず開く瞬間に目を瞑る蕾

だが
先程の『大丈夫』と言う初騎の言葉が頭に響いた

もしかしたら

蕾は、恐る恐る目を開ける

挿絵は、女の子の入った棺を覗き込み
眉を潜める男の子の姿

その存在の大きこと

一瞬にして本の雰囲気が変わった

期待と不安が交差し、早く次のページが見たいと思う蕾

次ぎのページは
男の子が女の子に口付けし、林檎を吐き出す女の子の挿絵

安心する蕾

なんだか急に嬉しくなった

最後のページは、男の子と女の子が白い服を着て手を繋いでいた。

感動で涙を流す蕾

「何この位で泣いてんだよ」

初騎は、本を閉じながら蕾を見て言った

「だって、良かったんだもん」

涙をハンカチで拭いながら言う蕾
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