完璧上司は激甘主義!?
そんなことを考えていると、未希はなぜかさっきまでとは違い、言いにくそうに話し出した。

『あのさ……別に私達がこうなったからってわけじゃないんだけど、さ。……麻帆も頑張ってよ』

「――え?」

『だから南課長のこと!……斗真も言っていたけど、私もどうしても南課長に彼女がいるとは思えないんだよね。……もちろん麻帆の話を信じていないわけじゃないんだよ?でもね、しっかりと真相を突き止めることって大切だと思うな』

真相……?

『そのショーコさん?の正体を突き止めるとかさ。だって実在する人物なのか確かめないと、色々と前に進めないじゃない?』

「やだ未希ってば。まさか南課長は私に二次元の彼女のことを話したって言いたいの?」

『そういうわけじゃないよ。……ただね、腑に落ちないことばかりだからさ。別に南課長のこと気になるとかじゃないんだけど、私も真相を確かめたいんだよね。本当にあの南課長に大切な恋人がいるのか、どうかを。もちろん私も協力するからさ!』

南課長の恋人……か。

「……知ったら、なにか変わったりするのかな?」

南課長の恋人が完璧すぎて、打ちのめされる?

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