完璧上司は激甘主義!?
そう思うと、気合いと緊張が入り交じり、つい拳をギュッと握りしめてしまう。
伝えよう。今、南課長に私の気持ち全てを。
意を決し南課長を見つめると、ふいに目が合う。
すると私が話し出すより先に南課長はなぜか、ずっと手にしていた紙袋を差し出してきた。
「新に土産だ」
えっ......お土産?
信じられない言葉に一瞬フリーズしつつも、差し出された紙袋と南課長を交互に見つめていると、いきなり吹き出した。
「俺が土産を渡すことが、そんなに不自然か?」
クククッと声を詰まらせて笑う南課長に、私の視線はまた奪われつつも、どうにか言葉を返す。
「いっ、いいえ!」
不自然ではないと思う。
だって南課長はよく出張のたびに、私達部下にいつもお土産を買ってきてくれるもの。
でも、今回は違う。
確かにいつものように買ってきてくれたのかもしれないけれど、これはつまり、私個人にでしょ?
そんなの初めてだもの。驚くに決まっている。
そしてまた聞きたいことが増えてしまった。
もしかしてこれを渡すために、わざわざ寄ってくれたんですか?って。
「だったら受け取って。気に入ってくれるといいんだけど」
「はっ、はい」
伝えよう。今、南課長に私の気持ち全てを。
意を決し南課長を見つめると、ふいに目が合う。
すると私が話し出すより先に南課長はなぜか、ずっと手にしていた紙袋を差し出してきた。
「新に土産だ」
えっ......お土産?
信じられない言葉に一瞬フリーズしつつも、差し出された紙袋と南課長を交互に見つめていると、いきなり吹き出した。
「俺が土産を渡すことが、そんなに不自然か?」
クククッと声を詰まらせて笑う南課長に、私の視線はまた奪われつつも、どうにか言葉を返す。
「いっ、いいえ!」
不自然ではないと思う。
だって南課長はよく出張のたびに、私達部下にいつもお土産を買ってきてくれるもの。
でも、今回は違う。
確かにいつものように買ってきてくれたのかもしれないけれど、これはつまり、私個人にでしょ?
そんなの初めてだもの。驚くに決まっている。
そしてまた聞きたいことが増えてしまった。
もしかしてこれを渡すために、わざわざ寄ってくれたんですか?って。
「だったら受け取って。気に入ってくれるといいんだけど」
「はっ、はい」