完璧上司は激甘主義!?
斗真ってばいつになく優しい顔をしちゃっているものだから、視線は行く場を失くしていく。

「それに俺らにもやっと企画の仕事を任せられたしな!こうなったらあれだよ!麻帆は仕事に生きる女になるべきだ!そんでもって南課長よりも超エリートな男をゲットしてやれ!」

「超エリートって……例えば社長とか?」

「そうだな。それくらい上を目指すべきだ」

両腕を組みながら頷く斗真に、未希とふたり笑ってしまった。

「じゃあ私も麻帆みたいに仕事に生きる女になって、将来はどこかの社長と結婚しようかな」

「えっ!いやいや!!未希はだめだろう!!」

「え~なんで?」

「俺がいるじゃねぇか!!」

未希は冗談で言っているって分かるのに、どうやら斗真にとっては冗談に聞こえないらしい。
本気で焦る斗真が可笑しくて笑えてしまった。


それからはいつものように三人で下らない話をしながら、いつの間にか話は仕事についてに代わっていた。

「楽しみだな~。いつか近い未来、麻帆か斗真が企画したプランをお客様に紹介するのが」

「それは私も楽しみ。……いつかそんな日がくるといいな」
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