完璧上司は激甘主義!?
『そっかー……それは麻帆的には辛かったね。ふたりの気持ちが分かるからこそ余計に』
「……うん」
未希は言葉を挟むことなく、何度も相槌を打ちながら真剣に話を聞いてくれた。
「私ね、こんなこと言ったら何を言っているんだ?って思われてしまいそうだけどさ、やっぱりちゃんとプレゼンしてみんなと競って。……それから初めて選ばれたかったんだよね。斗真の言うように運も実力のうちなのかもしれないけど、それじゃフェアじゃないし……正直、嬉しくない」
言葉に嘘なんてひとつもなかった。
もちろん自分の企画をが実現できることに越したことはない。
「おかしいよね、もう少しで夢が叶うっていうのに、こんなこと言うなんて。しかもあの高畑ミミと仕事が出来るっていうのにさ」
やっぱりこんな話をすること自体、間違っているのかもしれない。
そんな考えがすぐに頭をよぎり、否定の言葉を言ったものの、やっぱりしっくりこない。
すると、そんな私の考えなどお見通しと言わんばかりに、未希はゆっくりと話し出した。
『ねぇ、麻帆……。覚えている?私達が出会ったばかりの頃さ、よくふたりでお互いの家に泊まっては夢を語り合っていたじゃない』
「もちろん覚えているよ」
忘れるわけないじゃない。
「……うん」
未希は言葉を挟むことなく、何度も相槌を打ちながら真剣に話を聞いてくれた。
「私ね、こんなこと言ったら何を言っているんだ?って思われてしまいそうだけどさ、やっぱりちゃんとプレゼンしてみんなと競って。……それから初めて選ばれたかったんだよね。斗真の言うように運も実力のうちなのかもしれないけど、それじゃフェアじゃないし……正直、嬉しくない」
言葉に嘘なんてひとつもなかった。
もちろん自分の企画をが実現できることに越したことはない。
「おかしいよね、もう少しで夢が叶うっていうのに、こんなこと言うなんて。しかもあの高畑ミミと仕事が出来るっていうのにさ」
やっぱりこんな話をすること自体、間違っているのかもしれない。
そんな考えがすぐに頭をよぎり、否定の言葉を言ったものの、やっぱりしっくりこない。
すると、そんな私の考えなどお見通しと言わんばかりに、未希はゆっくりと話し出した。
『ねぇ、麻帆……。覚えている?私達が出会ったばかりの頃さ、よくふたりでお互いの家に泊まっては夢を語り合っていたじゃない』
「もちろん覚えているよ」
忘れるわけないじゃない。