完璧上司は激甘主義!?
しっかり者の未希と、子供っぽい斗真。
ふたりで一緒にいるとそれぞれの個性が緩和されて、いい感じになる。
私から見るふたりは、一緒にいると自然体に見えていたんだけどな。
所詮他人がどう感じようが本人同士の問題だし、私はただ見守ることしか出来ないのだけど……。
なんとももどかしい気持ちになることが、たまにある。
そんなことを考えながら未希を見つめていると、未希はケーキを食べる手を休め、一点を見つめたままポツリと言葉を漏らした。
「斗真ってさ……あんな奴じゃないよね?」
「――え?」
あんな奴じゃない?
すると未希は私を見ることなく、ただ一点を見つめたまま言葉を続けた。
「私……斗真の優しいところとか、気遣いが出来るところ、すっごく好きだったんだけどな。……なのに、友達の麻帆に対して気持ちを知っていながら、意地悪をするなんて」
少しだけ唇を尖らせ、拗ねたように話す未希は女の私から見てもやっぱり可愛くて、そして自分のために怒ってくれている未希に、嬉しさが込み上げてくる。
「未希、ありがとうね。……そんな風に言ってくれて」
ふたりで一緒にいるとそれぞれの個性が緩和されて、いい感じになる。
私から見るふたりは、一緒にいると自然体に見えていたんだけどな。
所詮他人がどう感じようが本人同士の問題だし、私はただ見守ることしか出来ないのだけど……。
なんとももどかしい気持ちになることが、たまにある。
そんなことを考えながら未希を見つめていると、未希はケーキを食べる手を休め、一点を見つめたままポツリと言葉を漏らした。
「斗真ってさ……あんな奴じゃないよね?」
「――え?」
あんな奴じゃない?
すると未希は私を見ることなく、ただ一点を見つめたまま言葉を続けた。
「私……斗真の優しいところとか、気遣いが出来るところ、すっごく好きだったんだけどな。……なのに、友達の麻帆に対して気持ちを知っていながら、意地悪をするなんて」
少しだけ唇を尖らせ、拗ねたように話す未希は女の私から見てもやっぱり可愛くて、そして自分のために怒ってくれている未希に、嬉しさが込み上げてくる。
「未希、ありがとうね。……そんな風に言ってくれて」