完璧上司は激甘主義!?
真っ直ぐ前を見据え、南課長を見つめる中村さんの瞳からは怒りにも似た感情が伝わってくる。
本当に中村さんの言う通りだよ。
きっと中村さん達にとってみれば、納得できなくて当然だと思う。
南課長に抗議したくなる気持ち、すごく分かる。
「お願いです。……ちゃんと私達にも最後まで仕事をさせて下さい!このまま新さんの企画が進んでいくのに、納得できないんです」
隣では田村さんが必死に宥めているけれど、きっと中村さんの気持ちは変わらないのだと思う。
するとずっと無言で中村さんの話を聞いていた南課長は、大きな溜息を漏らした。
その瞬間、ふたりの表情にも緊張がはしる。……もちろん私も。
南課長は今回のことをどう思っているのかな。
部下に対してはいつも対等に接してくれていた。厳しかったけれど、優しさもあった。……そんな南課長なら、なんて答える?
「中村の気持ちはよく分かった。……だがな、これはもう決定事項なんだ。今回は新の企画で進めていく。そう決まったんだ」
いつものように淡々と話す南課長に、中村さんがカッとなったのが分かった。
「ですからそれが納得できないって言っているんです!……本当、たまたまじゃないですか。運が良かったから?その一言で片づけられてしまうんですか!?」
本当に中村さんの言う通りだよ。
きっと中村さん達にとってみれば、納得できなくて当然だと思う。
南課長に抗議したくなる気持ち、すごく分かる。
「お願いです。……ちゃんと私達にも最後まで仕事をさせて下さい!このまま新さんの企画が進んでいくのに、納得できないんです」
隣では田村さんが必死に宥めているけれど、きっと中村さんの気持ちは変わらないのだと思う。
するとずっと無言で中村さんの話を聞いていた南課長は、大きな溜息を漏らした。
その瞬間、ふたりの表情にも緊張がはしる。……もちろん私も。
南課長は今回のことをどう思っているのかな。
部下に対してはいつも対等に接してくれていた。厳しかったけれど、優しさもあった。……そんな南課長なら、なんて答える?
「中村の気持ちはよく分かった。……だがな、これはもう決定事項なんだ。今回は新の企画で進めていく。そう決まったんだ」
いつものように淡々と話す南課長に、中村さんがカッとなったのが分かった。
「ですからそれが納得できないって言っているんです!……本当、たまたまじゃないですか。運が良かったから?その一言で片づけられてしまうんですか!?」