完璧上司は激甘主義!?
だって信じられないよ。
永井さんの恋人は南課長のはずでしょ?なのに、速見さんと結婚するなんて――。
数回耳元で呼び出し音が鳴ると、躊躇いがちな声が聞こえてきた。
『……もしもし?』
それもそのはず。
この名刺は速見さんが一方的に置いていったものだし、今日まで一度も速見さんに電話など掛けたことはないのだから。
「すみません、ブライダル企画課の新麻帆です」
だけど今は早く真実を知りたくて、迷うことなく名乗ると電話越しからは速見さんの考え唸る声が聞こえてきた。
『新……ブライダル企画課……あっ!天使ちゃん!!』
「はい、そうです!突然連絡してしまってすみません」
やっと思い出してくれたことにホッとしながらも、電話をしたままふたりの姿を探す。
『いやいや、連絡くれて嬉しいよ。どうしたの?なにか困ったことでもあった?』
電話越しから聞こえてくる声は優しくて、とてもじゃないけれど南課長を裏切っているような人の声とは思えない。
「はい。……どうしても速見さんと……永井さんに聞きたいことがあって」
『――え?』
あっ見つけた!
その時、歩道で立ち止まり電話をしている速見さんの姿を見つけた。
そしてその隣にはやはり永井さんがいる。
永井さんの恋人は南課長のはずでしょ?なのに、速見さんと結婚するなんて――。
数回耳元で呼び出し音が鳴ると、躊躇いがちな声が聞こえてきた。
『……もしもし?』
それもそのはず。
この名刺は速見さんが一方的に置いていったものだし、今日まで一度も速見さんに電話など掛けたことはないのだから。
「すみません、ブライダル企画課の新麻帆です」
だけど今は早く真実を知りたくて、迷うことなく名乗ると電話越しからは速見さんの考え唸る声が聞こえてきた。
『新……ブライダル企画課……あっ!天使ちゃん!!』
「はい、そうです!突然連絡してしまってすみません」
やっと思い出してくれたことにホッとしながらも、電話をしたままふたりの姿を探す。
『いやいや、連絡くれて嬉しいよ。どうしたの?なにか困ったことでもあった?』
電話越しから聞こえてくる声は優しくて、とてもじゃないけれど南課長を裏切っているような人の声とは思えない。
「はい。……どうしても速見さんと……永井さんに聞きたいことがあって」
『――え?』
あっ見つけた!
その時、歩道で立ち止まり電話をしている速見さんの姿を見つけた。
そしてその隣にはやはり永井さんがいる。