完璧上司は激甘主義!?
『天使ちゃん、どういう意味?』

その言葉を最後に電話を切り、真っ直ぐ足早にふたりの元へと向かう。

「どうしたの?」

「いや、突然電話切れちゃって……」

そんな会話をしているふたりに、そっと声を掛けた。

「すみません、当然電話切ってしまって」

「わぁ!?天使ちゃん!!」

突然背後から現れた私に、当然速見さんは驚き大きな声を上げる。

「え……新さん?」

そして永井さんも驚いたように、目をパチパチさせていた。

突然現れたら驚くに決まっている。
でも今は聞きたくて仕方なかった。

いまだに驚いているふたりに、思い切って聞いてみた。

「あの……!おふたりがご結婚されるって話は、本当なんですか?」

「え?」

突然現れたかと思えば、唐突な質問をぶつけてきた私に、ふたりは目が点状態。

「すみません、同僚から聞いたもので気になってしまって……」

真実を知りたい。
中村さん達の話は本当なの?
もし、本当だとしたら南課長は……?

ドキドキと高鳴る胸。
だけど私にはふたりの言葉を待つしか出来ない。

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